‟国際機関への第一歩”
はじめに
国際機関職員・国際機関OB/OG・大学教員・外務省職員などを講師にお招きし,ご自身のキャリアやお仕事についてお話しいただいています。国際機関への就職や国際協力に関心のある大学生にとって,現職の職員の方々からお話を間近で伺えるのは,貴重なチャンスです!
また、UNIONは学生の国際開発に関する問題意識の養成を促す場でもあります。開発、環境、難民、金融等、世界で起こっている問題について、講師の方に質問をして、実際の国際開発問題を学べます。
講演会は,UNION運営メンバーが企画・運営し,UNIONの情報交換用LINEグループ【JPOネットワーク】等で参加者を募っています。
昨年度(2019年度)は,初の試みとして【国連フォーラム】等でも参加者の募集を行った他,社会人講座との連携も試みることで,様々な方に講演をお届けすることができました。
1年生を中心とした運営メンバーが春に集まり,その年度の活動方針を決定しています。その後,その方針に従ってワークショップ(講演会)やイベントを企画し,実施しています。ワークショップの内容・開催時期・開催回数などは,その年の運営メンバーに任されています。
活動概要
〈JPO派遣制度って?〉
JPO派遣制度とは、将来的に国際機関で正規職員として勤務することを志望する若手日本人を対象に日本政府が派遣にかかる経費を負担して一定期間(原則2年間)各国際機関で職員として勤務できるものです。
JPO制度を通して、国際機関の正規職員となるために必要な知識・経験を積む機会を受け,ひいては派遣期間終了後も引き続き正規職員として派遣先機関や他の国際機関に採用されることを目指すものです。
(参照:外務省 国際機関人事センター)
顧問紹介
<過去の講師陣(一部)>
滝澤三郎さん 国連UNHCR協会特別顧問、元UNHCR駐日代表
中沢賢治さん 元EBRD勤務、現国際開発研究者協会(SRID)キャリア開発事業担当幹事
佐藤安信さん 元EBRD、UNHCR勤務、弁護士、東京大学教授
駒井知会さん オックスフォード大学で修士号、マイルストーン法律事務所の弁護士
志賀裕朗さん 大蔵省(現財務省)やJBIC等を経て、現JICA研究所の上席研究員
君塚宏さん 法務省出入国管理庁 福岡出入国在留管理局長
忍足謙朗さん 元国連WFP(世界食糧計画)アジア太平洋局長
本多美樹さん 法政大学 法学部 国際政治学科 教授
体験談・雰囲気
東京大学の学生を中心に,他大学の学生も参加しています。
みんな仲が良く,団体の活動以外にプライベートでも交流がある人もいます。
東大の公認サークルなので、東京大学で行われる国際系の活動に参加する機会にも多く恵まれます。
在学中に予備試験・司法試験等の国家試験に合格されている先輩方もおり、学業やその他の活動との両立も可能です。
<この活動の体験談>
JPOワークショップの魅力は、国際機関で働いている方からざっくばらんに仕事の実情、学生時代にすべきことなどを伺える機会が多くあることです。国際機関に興味があり、実際に関係する活動を始めている学生も多く集まるので、人脈も広がります!(文科Ⅰ類2年 女 19才 R.Y )
JPOワークショップの魅力は、国際機関の第一線でご活躍されていた方や現在ご活躍されている方とお話しする機会を得られることだと思います。学部時代をどう過ごせば良いかわからない方はなんらかのヒントが得られることと思います。(経済3年or教養2年 男 21 D.N)
自分の興味分野以外に関しても見識を深めることができます。また、社会問題に対して本気で取り組んでいる大人に会うことができ、刺激になりました。講師の方と密にコミュニケーションが取れるため、人生経験豊富な方々とキャリアについてなど講義以外の話もすることができました。(文科II類2年 男)